漬物の季節になりましたね。
季節はもう冬、漬物の季節になりましたね。私は漬物が大好きで、YouTubeチャンネルでも庭で採れた野菜を漬物にする様子を時々紹介しています。
ところで、漬物を漬ける時に漬物石を乗せますよね。あれってどういう意味があるのでしょうか。
漬物石を使うのと使わないので、どんな違いが出るのでしょうか。
漬物石を使うのはどうして?3つの効果とは
簡単な浅漬けであれば、ジップロックなどに野菜と塩を入れて揉んで、そのまま重しをせずに置いておいてもできますよね。
でも、本当は漬物石を使って重しをかけた方がいいんです。
昔から漬物石を使って漬けるのが当たり前なので、そりゃ、使ったほうがいいんだろうなー。とは思いますが、その具体的な理由はなんなのでしょうか。
以下の3つの効果があるようです。
【効果1】塩分や味を野菜に入り、味が良くなる
まず一つ目の効果ですが、漬物石を乗せて重しをかけることによって、塩分や一緒に漬け込んだものの味を野菜の中に浸透させることができます。
下にも書きますが、重しを乗せることによって、野菜から余分な水分が抜けます。
その代わりに野菜に塩分や漬け込んだものの味が入り込み、味が良くなると言われています。
【効果2】 野菜の水分を抜き、歯ごたえが良くなる。
野菜に塩分をかけると、浸透圧という力が働き、中の水が出てきます。これによって、漬物独特のパリッとした歯ごたえがうまれるわけですが、重しをかけることによって、さらに強く水を抜くことがd系ます。
これによって、漬物の歯ごたえが良くなり、さらにおいしくなるのです。
【効果3】 漬物を下に押し込んで、カビなどを防ぐ
漬物石の効果の3つ目ですが、カビや漬物の劣化を防ぐことです。
重しをかけることによって、野菜は下の方に行き、漬物汁の中に完全に水没します。
もし、漬物石がなければ、上の方に浮いてきて、空気に触れてしまうため、カビが生えたり、劣化が早くなってしまいます。
漬物石を使わない場合と使う場合を比べてみた
ジップロックなどに食材を入れても漬物はできますが、やはり、漬物石を使ったほうが味はぐーんとよくなります。
私も、庭で採れた野菜などをジップロックに入れて、塩を入れて振り、重しをかけないで作ることもあります。
実際、比べてみましたが・・やっぱり、重しをかけた方がパリッと歯ごたえが良く、味もしみていておいしいです。
簡単な浅漬けでも重しをかけた方が絶対いいです。ジップロックに入れただけの浅漬けもおいしいのですが、重しをかけたものと比べると、味がぼけているように感じます。
最近は小さめの漬物器を手に入れたので、漬物石を使わなくても重しをかけられ、おいしい浅漬けができるようになりました。
漬物石を使う場合の注意点
漬物石を使う場合の注意点ですが、重すぎても良くない、とのことです。
重すぎると、野菜の旨味も抜けてしまったり、水分が出てしまいすぎます。
漬物によって適度な重さは違いますが、重すぎるとあまりよくないようです。
漬物器が超便利
大量の漬物を漬ける場合は、漬物樽と漬物石で漬けるのが良いと思います。
でも、そんなにたくさんの量を作らない場合は、漬物器が便利です。
バネの力で漬け物を押し付ける仕組みなので、重い石は必要ありません。軽くて保管にも便利です。
うちには小さいのと中くらいの漬物器がありますので、ほんの少量でも作れます。
結論:漬物を漬ける時は、重しをかけよう
ということで、漬物石があるとないとでは、やっぱり出来上がりの味が違います。
漬物を漬ける時は重しをかけて作ってみてください。
コメント
漬物 大好き。YouTube 見ながら時々作ります。だいたいジップロップ式が紹介されています。
上から圧力加えたほうがいいということで、なるほどと思いました。早速プラスチックの漬物器
をヨドバシカメラに注文しました。届いたら早速大根をやります。楽しみ!
参考にしていただいてありがとうございます!私も漬物器を手に入れたのは最近ですが、重しを乗せなくていいのでやっぱり便利です。今大根と白菜の漬物を漬けてます。漬物が美味しい季節ですよね。