アゲハのサナギを見ていたら・・
YouTubeの動画の方でも時々紹介していますが、アゲハのサナギです。

去年の秋にサナギになり、左から4匹目のモンキアゲハ以外は越冬サナギになりました。しかし、どれも色が不自然に変色してきて、ダメなようです。途中で成虫が止まってしまったようです。
でも、左から3匹目のサナギは色は正常に見えます。見込みがあるかなぁ。羽化するかなぁ。と思っていました。
そんなある日、ふと見ると・・・
うん?あ!あ!ーーー!!!
なんと、下の方を白いものがうごめいています!!!

これは・・・・!
ヤドリバエの幼虫です
これはヤドリバエの幼虫です。

これは、ヤドリバエの幼虫です。丸々太っていいます・・・。
ヤドリバエは、アゲハのサナギに寄生する寄生バエです。
幼虫は、アゲハのサナギの中を食べて育ち、出て来てサナギになり、成虫になるそうです。
サナギをよく見てみると・・・・。
なんと!!!

完全に中がありません・・・。

中を完全に食べつくし、この穴から出て来たようです。
なんてことだ・・・・。
背中側から見たら色は正常で大丈夫だと思っていたのに・・・。
去年秋に羽化した1匹以外、これで全て全滅のようです。
悲しい~・・・・。

ヤドリバエは数時間後、サナギになりました
ヤドリバエの幼虫ですが、その数時間後、なんと、サナギになったようです。
少し目を離していたら、このように、茶色に変化しました。

皮を脱いだようには見えないので、幼虫の表面が硬質化して変化したようです。
不思議な変化ですね。
こうなってしまったので、このまま成虫になるまで観察したいと思います。
成虫になったら・・・
ぴょんおたまにあげたいと思います。

コメント