大根のつぼみにしがみつくナミテントウ。ナナホシテントウは益虫、ニジュウヤホシテントウは害虫。見分け方は?

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暖かくなってきました

4月に入ってから、数日間寒い日が続いていました。

雨が降り、三月後半の暖かさはどこに行ったのかと思っていましたが、再び暖かくなってきました。

植物も気温の上昇に伴ってどんどん大きくなっています。

2022年4月5日撮影 大根

このシュッと伸びているのは、大根です。

Youtubeのカマキリ日記で去年から紹介していますが、これは去年の9月に種をまいた大根です。

他は全て収獲してしまいましたが、一本だけ残して成長を見守っています。

大根のつぼみにテントウムシがとまっていました。

近寄ってみると、大根のつぼみがかなり膨らんできています。

大根のつぼみにつかまるナミテントウ

そして、よく見ると、テントウムシがとまっています!

これは、ナミテントウですね。

ナミテントウはナナホシテントウと似た生態をしていて、成虫で越冬します。

寒い冬の間は、木の割れ目や枯葉の下などに潜り込んで、寒さをしのぎます。

暖かくなってきたので、冬眠から覚めて出て来たんだね。

ナミテントウはアブラムシを食べてくれる。家庭菜園の強い味方

ところで、ナミテントウもナナホシテントウもアブラムシを食べます。幼虫時代も、成虫になってもアブラムシを大量に食べるので、家庭菜園をやっている人には強い味方です。

たまに、野菜の枝にアブラムシが大量に発生していることがありますが、テントウムシを放すと、バクバク食べてやっつけてくれます。

以前、テントウムシの幼虫からサナギ、成虫になるまでを観察して動画にしました。↓

ただし、ニジュウヤホシテントウには注意!

ナナホシテントウ、ナミテントウはアブラムシを食べてくれますが、ニジュウヤホシテントウという、葉っぱを食べるテントウムシもいます。

このニジュウヤホシテントウは、ナス科の野菜の葉っぱを食べるので家庭菜園をやっている人にはちょっと厄介です。

ナス科の野菜って結構多いんですよね。

ナスはもちろん、ジャガイモ、トマト、ピーパン、トウガラシ、ししとう、パプリカも全てナス科の野菜です。

これらの植物の葉っぱにニジュウヤホシテントウがいたら注意が必要です。

以下で見分け方を説明しました。

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