※2021年12月18日更新
我が家のカマの助が5回目の産卵しました!
カマの助は我が家で育てているオオカマキリのメスです。
オスっぽい名前と思う方もいるかもしれませんが、メスのカマキリです。オスメスがわからない赤ちゃんの時に名付けたのでオスっぽい名前になってしまいましたww
そのカマの助がなんと、11月20日に4回目の産卵をしたのです!
![](https://otama-diary.com/wp-content/uploads/2021/11/cd181ad5428ac42148eeab532a328573-1024x576.jpg)
すごい・・・すごすぎる・・・・。
※2021年12月18日更新
そう思っていたらなんと、12月15日、5回目の産卵をしました!
カマキリは条件がそろっていたら、複数回産卵する
自然界で生きているカマキリは天敵が多い厳しい世界を生き延びています。卵から数百匹のカマキリの赤ちゃんが産まれてきますが、そのうち成虫まで生き延びることができるのは、ほんの数匹です。
さらに、その後うまくオスメスが巡り合い、ペアリングし、卵を産めるというのはほんの一握りのカマキリだけです。
ですから、自然界では1回産卵できたら本当にすごいことなのです。
しかし、飼育下では天敵はいないですし、エサも安定して食べるることができるので、複数回の産卵が望めます。
環境が許せば、何回でも産むのです。
でも、カマキリは夏ころ成虫になり、冬には死んでしまうので、時間的な制約があります。
卵を産む前に、体の中で卵が出来る必要があり、それには少なくとも数週間の時間がかかります。
ですから、1匹のカマキリが産める数にも限界があります。
2-3回産んだという話は聞いたことがありますが、まさか、5回も産むとは・・。
すごいです。想像以上にカマの助は頑張ってくれました。
カマの助の成長と産卵の記録(日付)
我が家のカマの助は以下のように育ってきました。日付を記録しておきます。飼育の参考にしてください。
孵化から成虫になるまで
2021年4月27日 孵化 1齢幼虫
2021年5月14日 脱皮 2齢幼虫
2021年5月25日 脱皮 3齢幼虫
2021年6月2日 脱皮 4齢幼虫
2021年6月12日 脱皮 5齢幼虫
2021年6月26日 脱皮 6齢幼虫
2021年7月19日 脱皮 7齢幼虫
2021年8月10日 羽化 成虫
![](https://otama-diary.com/wp-content/uploads/2021/11/22dab0b177c307a01d763cffde31e135-1024x576.jpg)
成虫になってから卵を産んだ日付
成虫になってから、以下の日付でカマの助は卵を産みました。
2021年9月22日 1回目の産卵(無精卵)
2021年10月2日 ペアリング(交尾)
2021年10月8日 2回目の産卵(有精卵)
2021年10月29日 3回目の産卵(有精卵)
2021年11月20日 4回目の産卵(有精卵)
2021年12月15日 5回目の産卵(有精卵)
![](https://otama-diary.com/wp-content/uploads/2021/11/cd181ad5428ac42148eeab532a328573-1024x576.jpg)
ペアリングは1回でいいのか?
ちなみに、カマの助は1回目と2回目の産卵の間にペアリング(交尾)をしました。1回目の卵はペアリング前なので、明らかに無精卵で、来年孵ることは無いと思います。
2回目の卵はペアリングの後なので、有精卵、つまり、来年孵化の可能性があると思います。
じゃあ、3回目以降の卵はどうなの?卵を産む前にまたペアリングはしなくていいの?と思うかもしれませんが、ペアリングは一回すれば、そのあと産む卵は全て有精卵となるそうです。
1回ペアリングすれば、その後の卵は全て孵化の可能性があると考えていいと思います。
有精卵と無精卵の見分け方
カマの助が産んだ、5回産んだ卵のうち、1回目が無精卵、2回目以降は有精卵ということになります。
オオカマキリの有精卵と無精卵の見分け方の一つに「卵の形」があります。
無精卵は縦長で、有精卵だと丸っぽい形をしているとのことです。
実際、カマの助が産んだ卵の形を見て見ると・・。
![](https://otama-diary.com/wp-content/uploads/2021/11/19725850850df4bf24e5a4bda6fa61f4-1024x576.jpg)
どうです?比べてみると、1回目だけが縦長、ペアリングを済ませた、2回目以降の卵は丸い形をしていますよね。
なので、情報通り、ペアリングは1回しただけで、その後は全て有精卵になっていると思います。
もちろん、それが本当に正解だとわかるのは、来年の春ではありますが・・。
ちゃんと孵化してくれるかなぁ。
産卵は命を削る行動・・・老化の兆候が・・
しかし、カマキリにとって、産卵は相当の体力を使います。命を削る行動なのです。
4回目の卵を産んだ翌日、カマの助の体に老化の兆候を発見しました。
それがこちらです。
![](https://otama-diary.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_81523-1-1024x576.jpg)
向かって右側のカマの先端が欠損しているのがわかるでしょうか。
去年育てていたカマ太郎もそうでしたが、カマキリは、老化が進むと、体のいろんなところが欠損してきてしまいます。
カマ太郎は、最終的にはカマも半分に折れてしまい、物をつかめなくなりました。
カマの助の場合は、まだほんの少し欠損しただけですので、まだまだ大丈夫だとは思いますが、老化が始まったサインなのだろうと思います。
4回も卵を産んでくれたカマの助、できるだけ長生きできるように、頑張って世話したいと思います。
※2021年12月18日更新
・・・と思っていた矢先、5回目の産卵です。すごすぎます!
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