マルチング(マルチ)とは?
マルチングとは、植えた植物の株元を覆うことです。略してマルチと呼ぶこともあります。
黒ビニールで覆うことが多いですが、ワラや枯葉など、自然の素材の物で覆うこともあります。
私の家庭菜園もこのように黒ビニール袋を開いてマルチにしました。
家庭菜園でマルチングをする効果
マルチングには以下のような効果があります。
土の温度変化を防ぐ
マルチをすることによって、急激な温度変化を防ぎます。特に寒い時期は保温効果もあり、根を守ります。
土の乾燥、肥料の流出を防ぐ
根元を覆うことにより水分を保持し、水と一緒に肥料が流れてしまうのを防ぎます。
雑草防止
根元を覆うので雑草が生えません。やってみるとわかりますが、雑草が生えないのはかなり助かります。
病気、虫を防ぐ
野菜の病気は下から来ることが多いです。雨の日、土に含まれている菌が、雨の跳ね返りで葉に当たり、病気になりますが、マルチがあると、根元に土が無いので、菌の跳ね返りを防げます。
また、根元が覆われているので、虫が近づきにくくなります。
マルチをしていたら肥料がやりにくい
でも、根元が覆われているので、肥料がやりにくいのがデメリットです。
通常なら、適当にパラパラ撒けますが、覆われているので、肥料がやりにくいです。
マルチをしている野菜に肥料をやる方法3選
マルチをしている場合、以下の方法で肥料をあげることができます。
1,脇からマルチをめくって肥料をあげる
この矢印で示したあたり、脇からマルチをめくって、肥料を入れ、またマルチを元に戻します。
マルチをまたピンと張らなければならないので、ちょっと面倒です。
2,マルチに穴を開け、肥料を入れる
今回この方法でやってみました。一番簡単だと思います。
3,畝に肥料をあげる
ある程度野菜が大きくなってきたら、根がマルチの外まで伸びてきます。
マルチング端、畝に沿って肥料をあげても大丈夫です。
この写真で赤く示したあたりに、パラパラと撒けば大丈夫です。
この情報が参考になれば幸いです。
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