メスのオオカマキリ、カマの助
カマの助は、去年、我が家で育てていたオオカマキリのメスです。
メスなのにカマの助と言う名前なの?と思うかもしれません。
オスメスがわからない赤ちゃんの時に名前を付けて、成長してメスとわかりましたが、名前は変えずに育てたんですよね。
赤ちゃんの時にYouTubeのカマキリ日記で名前を募集し、「カマの助」に決めました。その時の動画がこちらです。199もの候補をいただきました。
投稿してくださった方、本当にありがとうございました。
最後まで頑張ったカマの助
カマの助は、赤ちゃんの時、後ろ足を怪我していましたが、元気に育ちました。カマキリは脱皮を繰り返すと、足が折れていても再生できるんですよね。
数回脱皮すると折れていた足も治り、綺麗な成虫になってくれました。そして、5回も卵を産みました。
しかし、5回目の卵を産んだ翌日、2021年12月17日の夕方突然動かなくなり、そのまま旅立ってしまったのです。
突然すぎる旅立ちでした。
最後の日にカマの助にあげたモンシロチョウ
カマの助が亡くなる12月17日の午前中、体は衰えていたけど、まだ動くことができました。
それで、昼頃、家庭菜園の大根の葉っぱにいたモンシロチョウの幼虫を捕まえてきました。
プリプリに太っていて、カマの助が喜んでくれそうな幼虫でした。
カマの助にモンシロの幼虫を見せると・・。
おぉ!一瞬掴んでくれました!
でも、すぐに放してしまい、食べることはできませんでした。
これが、カマの助の最後の力で、その数時間後、亡くなってしまったのです・・・。
モンシロチョウをサナギにしました。
動画の中でも説明しましたが、カマの助が食べ残したモンシロの幼虫は、野菜の葉っぱを食べる害虫です。でも、駆除してしまうのはかわいそうになりました。
それで、サナギになるまで育てることにしました。
そして、無事、サナギになりました。
・・と、ここまでが、以下の動画で説明したものです。
2022年3月26日、モンシロの幼虫が羽化しました!!
そして、この日から、4か月以上が過ぎました。
そのモンシロチョウのサナギですが、なんと!3月26日に、1匹が無事に羽化しました!!
少し前に色が黒っぽく変わってきたので、羽化するかなぁと思っていましたが、
昼頃無事に羽化しました。
いやぁ!良かったです!
その日夜は風が強かったので、一晩経ってから、翌日雑木林エリアに放しました。
元気に飛び去っていきました。
最初はカマの助のエサとして捕まえた幼虫でしたが、無事に羽化し、チョウになれてよかったです。
外の世界は厳しいですが、できるだけ長く生き延びてほしいです。
この羽化の様子も、そのうち動画にして、カマキリ日記の中で公開する予定ですので、お楽しみに!
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